ESGレポート

CEOからのメッセージ

世界全体が一つのコミュニティとしてつながり、不確実性が「ニューノーマル」となった現代において、安心を手にしたいという根本的な欲求は、かつてないほど重要になっています。経済平和研究所が策定した「2024年世界平和指数」は、世界全体の平和状態を測定するもので、同指数が悪化しているばかりか、2023年には暴力による経済的影響が19.1兆ドルに達したことが明らかになりました。これは世界GDPの13.5%に相当します。地域レベルでは、小売店で発生する犯罪の増加や住宅の安全に対する懸念がニュースを賑わせています。

すべての個人が必要とし、また当然享受すべき安心を提供するという弊社のミッションとビジョンは、かつてないほど重要かつ不可欠なものとなっています。創業以来、私たちの唯一の目標は、あらゆる地域で利用可能で、かつあらゆる家庭にとって使いやすい先進的なスマートセキュリティソリューションを通じて、お客様に日々の安心と安全をもたらす、信頼あるブランドになることでした。同時に、安全とセキュリティに対する私たちの取り組みは、ソリューションの設計にとどまらず、従業員と行う意思決定や、すべてのパートナー、ステークホルダー、投資家と行うビジネス活動にまでその範囲を広げています。将来に向けた持続可能な成長を確保するため、社会的、倫理的、そして商業的に責任ある方法で事業を行うことが、私たちのコアバリューです。

弊社のチームは、企業の社会的責任 (CSR) と持続可能性へのこうした取り組みに誇りを持っています。そして、それらが旅の目的地ではなく、その道のり自体であることを認識しています。日常の中に、お客様のニーズや、お客様とお客様が暮らすコミュニティに私たちが及ぼす影響について理解を深めるための機会があります。絶えず耳を傾け、検証し、そして学ぶことでを通、より持続可能な未来を創り出すことができます。こうした取り組みは「2024年版環境・社会・ガバナンス (ESG) 報告書」に記載されています。

1. 環境:

本レポートのこのセクションでは、「The Arlo Way」について、また環境に及ぼす影響を最小限に抑えつつ、いかに安全に事業運営を成功させることができるかについて説明します。私たちは、環境を保護し、適用されるすべての法律上および規制上の要件に準拠した高品質な製品をお客様に提供するというコミットメントを重視しています。組織としては、リモート優先の働き方やオフィススペースの最適化を採り入れることで、直接的にも間接的にもオフィスによる環境負荷の削減を優先しています。さらに、2035年までにカーボンニュートラルを達成するための取り組みについても概要を記しています。

弊社チームは、サステナビリティデータの定期的な開示が、顧客、投資家、コミュニティとのコミュニケーションにおいて標準的な要素になると考えます。そのため、上流および下流の活動の両方が弊社のカーボンフットプリントに与える影響を考慮し、パートナーと協力して直接的および間接的な排出量を測定しています。弊社は、毎日がサステナビリティへの取り組みを改善するための機会であることを認識しており、その道のりを進み続けることが、最終的な到達点と同様に重要であることを理解しています。

2.社会:

本レポートのこのセクションでは、従業員、サプライヤー、顧客、そして事業拠点となるコミュニティとの関係において、弊社がいかに「守る、つなぐ」を重視しているかについて説明します。私たちは、すべてのステークホルダーと誠実かつ協調的な関係を築くことにより、持続可能な成長を実現できると確信しています。「受賞歴のある」弊社では人材への取り組みにおいて、帰属と包摂性を重視しており、世界中の従業員同士が密接につながり合うことで、コラボレーションとパートナーシップを重視した環境を構築しています。弊社の人材哲学の下、従業員が成功に必要なツールを利用できる充実した体験を通じて、従業員の成長と能力開発への投資を支持しています。

コミュニティとの関わりは、社会的交流を促進する重要な側面です。カリフォルニア州で最近発生した森林火災を筆頭に、弊社は国内外の多数の人道支援活動と協力し、必要とされる物資や資金、支援を提供してきました。また、従業員にとって何が最も重要であるかについて理解を深めるため、社内外から多様な講師を招き入れ、定期的に講演会を開催しています。また、文化や従業員リソースグループ (ERG) からのフィードバックをもとに毎年作成しているダイバーシティ・ヘリテージカレンダーに基づいたイベントも開催しています。

弊社のあらゆる活動においてお客様を第一に考えます。こうした顧客中心主義は、Arloの指針であり、弊社の戦略と目標のほか、報酬体系にも組み込まれています。お客様を最優先とすることで、信頼やロイヤリティ、エンゲージメントを築き上げることにつながります。こうした関係から得られる率直で透明性のあるフィードバックは、弊社のが製品やサービスに直接反映されます。人命が懸かっている安全およびセキュリティ分野において、これは特に重要です。

3.ガバナンス:

本レポートのこのセクションでは、従業員、顧客、株主を含むすべてのステークホルダーの将来を守るための弊社の取り組みについて説明します。弊社は、責任あるコーポレートガバナンスプログラムとステークホルダーとの継続的な対話によって、長期的な価値創造を支える枠組みが築かれると考えています。弊社の取締役会は、ガバナンスプログラムの監督において極めて重要な役割を果たしています。欠員が生じた際には厳格な選考プロセスを実施し、独立性と多様性を兼ね備えた取締役会を構成しています。弊社の取締役会は、リスク管理および戦略的計画を監督する一環として、ESGプログラムの支援に全面的に関与しています。

ガバナンス実践の一環として、株主から得たフィードバックを反映させるため、定期的に評価・更新される成果連動型報酬戦略を導入しました。また、財務報告に関する堅牢な管理システムや、内部プロトコルを支援するための情報技術への投資についても協議しています。最後に、弊社のデータプライバシーへの取り組みの概要を記し、お客様の情報を安全に保護するために弊社が遵守するデータ保護措置を詳述したプライバシーに関する誓約を記載します。

弊社のミッションを果たすための投資は重要性を増しています。そして、皆様に安心をお届けするという私たちの信念は、これまで以上に確固たるものとなっています。私たちはこの道のりを歩むことを誇りに、より良い明日を目指して不断の努力を続けてまいります。

Matthew McRae
CEO Arlo

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レポートアーカイブ
2023年度ESGレポート
2022年度ESGレポート



1.「Arloが委託し、OnePollが実施した、米国成人2,000名を対象とした全国代表オンライン調査。データは2021年9月22日~28日の期間で収集された。」